その５． 母譲りの好奇心
うちの母は「 お前んちのお母さん、人生バラ色やなぁ。 」と小学校の担任の先生に言われたほど、脳天気で前向き！
あまりにも落ち込んでいるときに話をすると、逆に腹が立つくらいだ。
でも、特に最近、母のことをよく考える。
母は多趣味な人だった。飽きっぽいとも言う。いろいろなものに手を出して、ある程度納得したら、また次へ。私が３才のころからピアノを習い、高校生まで続けたり、中学生のころからバスケットボールを始めて職場に入った大学校生時代まで続けたり、何より、今の仕事とウインドサーフィンも１０年以上続けているのをみるにつけ、うちの母は私が「 ひとつのことに執着して長く続けるタイプで自分と全然違う。 」みたいに言う。
でも、くるくるかわる母の好奇心は実はしっかり受け継いでいる。
なにせ、子供の頃から母の趣味の真似をして、一緒にいろいろやっているのだから。
それは先日の引っ越しでも明らかになった。
なんと、自分でも深く考えていなかったけれど、「 一年に数回すること、のためのもの 」をたくさん所有して いるのだ。でも、全く使わない訳じゃないから、捨ててもまた買うことになる。そういう言い訳のもと、荷物がど んどん増えるんだよなぁ。
例えば、お菓子の器具、裁縫道具、編み物の道具、本、ＤＩＹの工具、絵の具などなど。
今時、１００円均一なんかもあるし、適当に処分すればよい物を、子供の頃から持っている物も少なくない。
遊びの道具もこれでもかってくらい持っている。ウインドサーフィン、サーフィン、カイト（最近全くしていないけ ど）、スケボー、スキー等々。
「 もったいないの精神です。 」といえば聞こえは良いが、それなら逆にもっと活躍させてあげないとねー。
でも、なかなかそんな時間が作れないのが現状。
うーん、母は子年生まれでいつもくるくる働いています。
私は丑年生まれでじたばたしているかんじかなぁ？
もっとゆったり過ごしたいものです。
でも、これも母譲りかな？
親子そろって好奇心旺盛、何でもやってみたいんだよね。
でも臆病なんですけれどね。