その３．関西地方＿和歌山県＿浜の宮、磯の浦、白浜
当時、大阪府とはいえ和歌山県のすぐ近くに住んでいた私。
大阪で知り合った友人に勧められるがままにいろいろなゲレンデに遊びに行っていました。
和歌山県の浜の宮もそのひとつ。
湾のようになったゲレンデで、南西でスタボーサイドで乗れます。
南西が吹く時に乗れるゲレンデのひとつで、更に南の御坊も南西で乗れるいい場所だと教わった。
御坊は岩場だったり、発電所の側を抜けていくので大人数では乗れないとか、雲丹がごろごろしていて、（おいしい馬糞雲丹？）とげが柔らかくてささると折れて足の中に棘が残って相当痛いとか・・・。
そして現在は、車をそばにとめられないとかの噂を耳にしたので乗れないのかもしれませんが、コンディションが決まるといい波が入って波乗り（ウエイブ）できるということでした。
残念ながら、御坊では乗る機会がありませんでした。
浜の宮は当時の自宅からも近かったうえ、台風のような時に避難的に乗れることもあり（外海でないため）コンディションが決まるとビギナーから上級者まで結構たくさんの人で賑わうよいゲレンデでした。
ただーしある時、調子に乗っていた私は、壊れたボードのノーズ（先端）にキッチンテープ（アルミの防水テープ）を貼っていそいそと１日乗り続け、ブローにあおられて沈し、顎をザクッと切ってしまいました。
あわてて海から上がって、鏡で見てみると血がたらーり。一応、お嫁入り前の???女子だったのでびっくりして自宅へ帰り、１１９に電話をして救急で見てもらえる病院を教えてもらい、近所でも有名な「やぶ医者」の多い総合病院へ行きました。当直の外科の先生に診てもらい「縫いましょう」とさらり。
なんと首に麻酔をされ（チョー痛かった）、顎を３針縫ってもらいました。
当時の私はウインドサーフィンにはっきり言って狂っていました・・・（^o^；）。
縫ったばかりの顎にワセリンを塗り、上から防水のテープをはり、毎日のようにウインドサーフィンしていました。
幸い、顎は筋肉もあまりないので傷口が開くこともなく無事でした。
（同じ事を足でやった時はパックリ口を開いて、病院の先生にも怒られました。）
顎の傷は調度正面を向いた時には見えない位置。良かった〜。
次に白浜。
白浜というと、静岡県にも白浜というゲレンデがあってサーフスポットとしてもウインドサーフィンのゲレンデとしても有名です。
どちらも、温泉が近くにありアフターサーフも楽しめ、素敵な場所ですが、西の白浜は北西が吹いた時に楽しく乗れ、インサイドには波が入らないので初心者でも楽しめます。
しかも海水温が温かいので、関西方面のウインドサーファーの避冬場所としても有名です。
もちろん、美味しい食事を食べる場所も他のウインドサーフィンのゲレンデの例に漏れずたくさんあります。
本格的な波乗りのゲレンデではありませんが、たくさんの仲間と楽しくウインドサーフィンするにはぴったりの場所、関西方面では人気のゲレンデです。
スタボーサイドのウインドサーフィンが冬場に楽しめる場所のひとつです。
海水も綺麗ですよ〜。
磯の浦は関西では有名なサーフスポット。
夏場の週末ともなれば大勢のサーファーで賑わっていました。
漁港のような場所に車を止めてサーフゲレンデに向かいます。
とっても手軽な感じです。
大阪湾の方に向かったゲレンデなので、外海があれても波が入りづらく初心者の私にはぴったり。
大阪に住んでいた時は度々一人でふらりと出掛けました。
ゲレンデ周辺が田舎の港町って感じでまたまた雰囲気がいいんですよね〜。
さらに南に進むと、串本。
残念ながら、橋杭岩を眺めるだけしか（風が吹かなかった）できませんでしたが、何せ本州最南端の町。風には敏感なので、台風が北上してきた時や、低気圧が太平洋南岸を通る時などは最高のコンディションになるそうです。（ｂｙ ローカルウインドサーファー）
串本で折り返して、伊勢湾側へ北上すると、サーフスポットが顔を表わします。
変化にとんだ海岸線は、ドライブしていてもとっても楽しい場所です。
世界遺産で熊野古道が有名になる前でしたので、私は行ったことがありませんが、観光で那智の滝を見に行ったことはあり、大迫力に感動しました。川下りも楽しめます。
和歌山県はぐるり海に囲まれて、更には山もあり、温泉もあり・・・自然が豊かでとても素敵な場所です。
是非、和歌山県にぶらり、ウインドサーフィンがてらドライブされては如何でしょうか？
きっと素敵な出会いが待っていると思います。
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